告 白
「今日は遅れると超ヤバイっていうかぁ〜、なんていうっかぁ〜」
タタタタタ〜〜〜〜
「はぁはぁ・・・、やっと付いたぁ〜」
キョロキョロ
「まだ来てないね」
上を見上げる。
「今日は頼むぞ!!、伝説の樹!」
パンパン
樹の幹を叩く。
「あ、朝比奈さん?」
木の陰から人影が現れた。
「え?藤崎さん?」
「ひょっとして、貴方もKuma'さんを?」
「そういう、藤崎さんこそ」
「じゃぁ、ぱずる玉で勝負よ!!」
「受けてたつわ!!・・・って、どこでやんのよ!」
「ほら、あそこ」
指を指した先を見ると、そこにはモニターと〇Sが。(笑)
「でも・・・電源が・・・」
「ふふふ・・・私が改良したのよ」
いつの間にか紐緒さんがそばに居た。
腕を組んで、なにやらしきりに解説しているが、
(私には、超わかんない!!って感じ)
そんなこんなで、対戦開始
「超ラッキー!!」
「私に勇気を下さい」
「ウゲ!!」
「やった〜」
「まだまだよ!」
「私だって!!」
・
・
・
一方、伝説の樹の下では・・・。
「待った?」
「い〜え、た〜だ〜い〜ま〜、き〜た〜ば〜か〜り〜で〜ご〜ざ〜い〜ま〜す〜」
「それで、用って?」
「じ〜つ〜は〜、ま〜え〜ま〜え〜か〜ら〜、あ〜な〜た〜さ〜ま〜を〜、
お〜し〜た〜い〜も〜う〜し〜て〜ま〜し〜た〜」
「ああ、俺も古式さんの事が・・・」
「う〜れ〜し〜い〜で〜す〜」
・
・
・
「超嬉しいって感じ!!」
「朝日奈さん、私負けたわ・・・がんばってね」
伝説の樹の所を2人で見た。
「あ・・・ゆかり・・・」
「Kuma'クン・・・」
樹の下では、古式さんとKuma'さんが手を繋いで帰っていく後姿があった。
「・・・もう一回、やろうか?」
「・・・そ、そうね・・・」
END